真わた(真綿)をご存知ですか?
漢字だけ見ると綿(コットン)のように思われますが、真わたとは「絹」(シルク)なのです。
絹の一種で蚕の繭を煮た物を引き伸ばして綿にした物のことをいいます。
白くて艶やかな光沢があり、しなやかで保温性にも優れているため、昔から布団や帽子、防寒着の中に詰め込む素材として利用されています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

武士たちが戦場で着用した陣羽織の中には真わたが入っていました。
真綿は軽くて保温性が高く、しかも独特な粘着性があり鋭い刃先などの貫通に対して強い抵抗力があるようです。
中国大陸やロシアなどを馬に乗って駆け巡った蒙古の兵士たちも、真わたの良さに早くから注目。

防弾チョッキならぬ防矢チョッキとして、真わたの刺子を着用していたとか。
真わたを縫い込んだ刺子は矢が当たっても食い込むだけで貫通しないので、致命傷を受けることがなく、存分に戦うことが出来たそうです。中国大陸のほぼ全域を制した、あのチンギスハンの勝利の秘密は真わたの刺子の防矢チョッキにあったのでは?!

 

京都しるく
天然生成 絹ボディタオル

タオル表面に配した真わたシルクは、無数にある極細の柔らかな毛羽が立ちます。
その毛羽が体の角質や皮脂などをスムーズに取り去るので、洗い上りはツルツルすべすべ。
背中のニキビやザラつきなどが気になる方に

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